ピア・メディエーションをご存知ですか。
発祥はカナダで、不登校やいじめを撲滅するための「生徒による生徒のためのサポート活動」です。先日、静岡の公立小中学校に導入された先生からお話を伺いました。
生徒間の“もめごと”はともすれば、“いじめ”に発展してしまいます。何が起きているのかを知っているのは教師ではなく、生徒です。それを踏まえて、生徒の中から仲裁役『ピア係』が選ばれ、一定のトレーニングを受けるそうです。
『ピア係』が、仲裁に入り、双方の気持ちや考えをしっかり聴くことによって、それぞれが相手の立場や気持ちを理解できるようになると教えてもらいました。
それではと、4人一組でロールプレイを行ったところ、『ピア係』はもちろん、“もめごと”の当事者同士も沢山の気づきを得ることが解りました。
様々な場面で活用できるのではないでしょうか。

