働き方改革の導入によって、上司のあり方をどのように変えるのかというお話を伺う機会がありました。
企業では、人手不足の解決策として、女性やシニアを始めとする多様な人材の活用が進められています。多様な人材で構成された組織を運営するには、これまでの金太郎飴的育成から「1 on 1マネジメント」への転換が求められます。それは、いわゆる命令・指示ではなく、『対話』です。部下に仕事を任せる際に、目的・背景を説明する、また任せた仕事の結果をフィードバックすることは、部下の成長実感が高いというリクルートワークス研究所のデータがあります。
私の経験からも、プロジェクトメンバー個々に対して、肉親のように細やかに、丁寧に関わることが、彼らのやる気を引き出し、成果につながることを確信しています。
これからは、そういう上司の育成が急がれます。

